UbuntuをホストOS、WindowsをゲストOSとして、VirtualBoxでファイルのやりとりを行うためのフォルダ共有の方法です。

さて、VirtualBoxのゲストOSのネットワーク設定は、デフォルトでは「NAT」形式。
ゲストOSとなるWindowsXPのネットワークアドレスを見てみると、「10.0.2.15」というアドレスが割り振られています。
実は、このゲストOSから見てホストOSのアドレスは、「10.0.2.2」が割り振られるようになっています。
さっそく、設定をして行きましょう。
まずは、ホストとなるUbuntuで、まずはファイル共有の設定を。
自分のホームディレクトリ内に、好きな名前(英語)でフォルダを作成し、右クリック。
「Sharing Options」を選択。初回はsamba関連ツールのダウンロード&インストールがなされます。

普通は、一番上だけにチェックを入れればOK。他ユーザにも書き込みをさせたい場合には真ん中にチェックを。一番下にチェックを入れると誰でも書き込み/改変ができますのでご注意を!

ここでは「vbshare」というフォルダを共有設定しました。

ゲスト側から、「\\10.0.2.2」とアドレス欄に入力すれば、ホスト側で共有しているフォルダ類が参照できます。

Windows側で「マイネットワーク」を見てみると、「vbshare - xxx-desktop server (Samba, Ubuntu) (10.0.2.2)」としてネットフォルダが表示されます。

ネットワーク・ドライブの割り当てをしておくと便利ですね。